こんな戦車だ。やはりIS2は1943年型。たとえ正面のバイザーブロックが
一番装甲が薄いぞbyクルツだとしてもね。
戦車兵を乗せなかったのは、人間味が無い方がこの車両の化け物ぶりがより強調されるかと
思ったので。
キットの出来はすこぶる良し。普通に組んでも文句無しにIS2が出来上がるぞ。
ただし、キットの組立説明書のミスに騙されるな!(騙されましたよ)
普通に作ればあっと言う間に完成するけど、今回の製作では慎重に各部を調べながら作ったんで、
実際の工作時間より資料とにらめっこしてる時間の方が長かったなあ。
車体前部の水切り板は付けない方が好きです。でも象さんの方がもっと(以下略)。
フェンダーの支持架はプラペーパーで作り直した。こんな形状ならエッチングパーツを
使うまでも無い。
履帯の泥を表現するため、ポリパテをシンナーで溶いて塗ったがあんまりわからん。
かなりの量を塗布したはずだが・・・何故だ!? ザビタン釜茹で!
買ったのが初期ロットだったので、第一サスペンションアームの断面が四角くなかった。
転輪を接着した後にそれに気付いて、泣きながら分解して直すハメに。
しかし、このスカスカの転輪配置を見ると、千鳥配置にして一所懸命がんばったドイツ人が
気の毒に思えてくる。スラブ的合理主義(常套句)って奴ですか。
車体後面。アイボルトの位置を一部変えた。初期生産型はこんな感じの奴が多いようだ
(あくまで俺的考証による)。
それにしても部品番号A5って何だろう。高田さんに聞いたら分かるだろうか。
燃料タンクはへこみ方が全部同じなので、削って変化を出した。片側2つだけ付けたけど、
当時のIS2の写真を見るとほとんど付けてないようだ。
塗装はアーマーモデリング誌の超級指南を参考に。本当はもっと退色した感じを
出したかったのだけど今回は失敗。ノコギリ(赤い星の下の方にある)の塗装はかなり理想通り
にできたと自画自賛しているが、どう? 本当はこの辺りに丸太を2〜3本載せるつもりだったけど、
せっかくのノコギリが隠れるので止めた。
ターレットナンバーは3桁にしたけど、今回の作例の設定時期
(1944年夏)を考えると2桁の方が良かったかも。ま、いいか。
ややヘタレな書き方だけど、実際にこんなのが普通だし、もっと酷いのもザラ。
大陸的おおらかさ(常套句)。
戦車随伴歩兵(タンクデサント)と共に前進!!
ウラ〜!!
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